いちごのブツブツ(種)
こんばんは
今日の夕食後デザートのいちごです。
いちごの表面にあるつぶつぶって種ですよね。
小さいころからそう聞いてきました。
そういえば、少し前にいちごの種のことが書いてある本を読んだような気が・・・
探したらありました。「植物はすごい」(著者:田中修)です。
最後の章でイチゴについてくわしく書いてあります。
いちごの表面のツブツブは種自体ではなくて、果実だそうです。ツブツブの部分はめしべの基部にできるからです。
赤いふくらんだ部分は、花托とか花床と呼ばれる部分がふくらんだものだそうです。種は果実ですから当然中に種があって、この果実は
痩果というそうです。つまり痩せた果実で、果肉がない種、っていうことになります。
また、おもしろいことですが、成長途中のイチゴの実から種の部分を半分取ってしまうと、種がなくなったぶぶんは太らなくなるそうです。
普段何気なく食べているいちごにこんな性質があったんです。
よく考えると不思議なことですね。